2010年のお気に入り

だいぶ時期を逃してしまった感じがありありですが、せっかく10枚選んでたので書いておきます。
僕の、2010年お気に入りだったアルバム10枚です。


Four Tet -- There Is Love in You



Four Tet に関しては1stアルバム "dialogue" と、同時期のシングル "glasshead" が好きすぎて、それ以降のアルバムは「うーん、良いんだけど、1stの頃のにはかなわないなあ」なんて思っちゃうウザい古参ファン、て感じだったんですが、今作は違いました。すばらしい。すんばらしい。
あと、four tet がお好きで 1st やシングル "glasshead" を聴いたことがない方は、ぜひ一度聴いてみてください。すんばらしいので。

Jesus Fever -- lemniscate



お蔵入り寸前の音源、ついに聴くことができました。シューゲイザーが云々、という話はもはやいらないですね。個人的な思い入れが強くって、ほんとに感涙のアルバムです。"lonesome surfrider" は自分のお葬式に流してもらってもいいくらい。
上の動画は 1st の曲と今作とが入り交じってます。あと、長らく廃盤だった 1st も リマスター盤がCD-R で再発されたようなので、未聴の方はぜひ。

Effi Briest -- Rhizomes



シングル2作がたいへん好みだったのですごくアルバムを楽しみにしていました。ブルックリンの今風な感じもあり、いかにもガールズ・ポストパンクって感じもする、期待通りのナイスなアルバムです。
発売当初は amazon では扱ってなかったんですが、今は買えるみたいですね。


Warpaint -- the Fool



これもかなりの回数聴いたなあ。
昔の4ADっぽさを感じる、メランコリックなギターサウンドが印象的です。すんごく好み。
動画で見る限りライブもいい感じっぽいので、来日してほしいなー

Autechre -- FACT Mix 122



アルバムじゃなくて申し訳ない。オウテカの DJ mix がとにかくすばらしかったので、10枚の中に選ばせてもらいました。
ダーティなヒップホップからきれいなダウンテンポ、ダブ系、ドリルン/ブレイクビーツなんかを幅広くミックスしててサイコーです。果てにはデス声のメタルが入ってくる瞬間なんて、もうたまりません。
彼ら、この fact mix のすぐあと、24時間ノンストップDJの ustream中継ってのもありましたね。

宇多田ヒカル -- Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2



ベスト盤なので入れようかどうしようかと思ったんですが、新曲の "goodbye happiness" がサイコーすぎるのでいいかなー。宇多田の集大成的なものを感じる、すばらしい曲ですね。本人が監督したビデオも恐ろしいくらいの出来栄えじゃないでしょうか。かわいすぎるやろ。
これでほんとに活動休止に入ってしまうなんて、もったいないなあと思ってしまう…

Surgeon -- Fabric 53



こちらも DJミックス。
ノリノリのイケイケのアゲアゲのドッカンドッカンでサイコーです。途中ダブステップ方面に寄ったりしながらも、最後まで一気に聴かせてくれます。
とにかくこれ聴くとクラブに行きたくなる。行って爆音の中で踊りたくなる。つまり、クラブ・ミュージックのDJミックスとしてこの上ないアルバムだと思います。

Benoît Pioulard -- Lasted



アンビエント/ドローンも、アコースティック/フォーク歌ものも最近はあんまり聴かないんですが、たまたま聴いたこれはとても気に入りました。テープで作ってるかと思わしきドローンな音+フォーキーでアコースティックな歌もの。
曲調は明るくもなく、かと言って暗く沈んでるわけでもない、さわやかそうでスッキリしない微妙な雰囲気がけっこう最近の自分の気分に合ったみたいです。あんまりこれ系は詳しくなくて、たまたま耳にして気に入ったという感じなんですが。でもよく聴いた。

Sleigh Bells -- Treats



インパクト勝負一発!という感じもしますが、かっこいいなあ。
ドカドカのビートにギュインギュインのギター、ただそれだけ&ほぼ全曲同じパターンなんですけど、そこに女性ボーカルが乗っかって一気にポップでキュートでキッチュに。
シンプルかつ、わかりやすいインパクト。かっこいい。セカンドアルバムはどうなってるか、知らん。

TOKiMONSTA -- Midnight Menu



これまた面白い。
Flying Lotus のレーベルに所属 & Shing02 との共演などでも知られる韓国系アメリカ人女性トラックメイカーなんですが、いかにも都会的でおしゃれな感じもあれば、ユニークでスットコドッコイな感じもあり。しかし、ドープ。いろんな面を感じさせてくれるサウンドですね。
"Sa Mo Jung" は、2010年 輝く!ちゃんこちゃんこソング大賞とさせていただきます。




という感じです。
来年こそは、blog に書く時期を逃さないようにしたいとおもいました。

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