ここ10年のお気に入り (2)

はい、また前回からのつづきです。これで終わりです。

ここ10年の、個人的なお気に入り。
ほんとに個人的なお気に入りを選んでいるので、あえて外してみたとか変化球狙ってみた、とかはないつもりです。が、まあこういうのは次の日には違うセレクトになるとかよくある話でブレブレなもんですけど。

 

madonna / confessions on a dance floor (2005)



これまた大ヒットだけどほんとマドンナはすげえ!と思わせてくれたアルバム。この人、衰えとかないんか。低迷期とかまったくないんか。曲単位ではこの "get together" が特に大好きです、"hung up" ももちろん!

 

queenadreena / drink me (2002)



いちばん思い出に残るライブは2008年の彼女らかなー(もしくは 2000年の Guided By Voices)、年甲斐もなく会場直後に陣取って最前列で見てしまいました。元デイジー・チェンソーのメンバーによる、ゴスでグラムでパンクなバンド。かっちょいい。

 

ここ10年のお気に入り (1)

前回からのつづきです。なんとかつづいた。つづけます。

結局、みんな趣味が違うわけですよ。それぞれがそれぞれに好きなものを聴いてった10年間だったのではないでしょうか、わからんけど。myspace とか youtube とかで、ちょっと気になった曲を気軽にチェックできるようになったしね。
そういうのもあって、90年代みたいなメガヒット曲、みんな大好きアンセムソングみたいなのが減ったんじゃないかと感じます。だからもしかしたら、オルタナティブとかマイノリティとか言うことももう少なくなるんじゃないかな、その前提になるメインストリームとか王道とかが強い力を持っていない状況なので。

 

さて、こっからようやく youtube 貼り貼りタイムです。
ここ10年のお気に入り。
(※注:お客様個人の感想です)

 

daft punk / one more time (2000)



いや00年代を代表する大ヒット曲、というので真っ先に思いついたのがこれ。大ロングロングロングヒット曲。特に、ダンスミュージック系の人以外への影響力もすごかったと思うのです。

 

herbert / bodily functions (2001)



90年代の各作品もすんばらしいんですが、このアルバムで一気に爆発した感じ。"the Audience" をはじめて聴いた時、あまりのかっこよさに部屋でずっとのけぞっていたことは忘れられません。

 

ここ10年の音楽とわたし

新年度あけましておめでとうございます。

実は、2010年になったことだし ここ10年のお気に入り音楽とかをブログに書こうと思ってたんだけど途中ですっかり放置・・・、という話を先日しとったら、「それ読ませろ」というお声をいただいてしまいまして(ありがとうございます)。今更ながらまとめてみております。年明け早々から放置してたしすっかり時期を逃してしまってて恥ずかしいんですが、まあエイプリルフールと新年度に免じて笑って許してください。です。

まあ、たいした話じゃないんです、「00年代がどう!」とかいう大それたもんではなく、単に 2000~2009年の10年を一区切りにしてあーこの曲はよく聴いたなあとか、ずいぶんと影響を受けたなあとか、そういう個人的な記憶の思い出しメモです。だって 2010 だから。2・0・1・0 だから。もう4月だけど。




まだ前振りです。
この10年の、自分の音楽的トピックといえば

  • 「J-将軍」をはじめとする、J-POP のDJイベントに参加しはじめた (00年~)、ほかに「申し訳ないと」の神戸での前座とかも

  • 「DELTA」をはじめとする、ポストロック/エレクトロニカ系のDJ/ライブイベントに参加しはじめた (01年~)

  • エレクトロニカ寄りのレーベル "tar100mg records" を立ち上げ、コンピレーションを2枚リリースした (02年~)

  • フィッシュマンズナイトは、相変わらず年1回のペースで10年間、続けた。

  • 年をとったせいか (?) 好きな曲は暗いものや地味なものが増えてきた (クリック/ミニマル系とか、ノイジーなのとか、あとダークなメタルとか)。明るいポップなものや、ハッピーなかんじの曲は昔ほど積極的には聴かない昨今です。


こんな感じかなあ。

結果として、ミニマルもパンクも J-POP (インディーズからジャニーズ、AVEX系) も、同じ土俵というか同じライン上で「好きだ!」と言えるようになってきている気がします。ネタで、とかじゃなくて。
もともと自分が好きで聴く音楽なんだから自分が気に入ってたらそれでいいと思っていて、それが世間的に流行っているのか知る人ぞ知る存在なのか、巷の評価が高いのか低いのかとかはさほど気にしないタイプだったんですが、その点にはさらに拍車がかかっているのかも。他人と同じだからとか違うからとか今まで以上にどうでもよくなってきた。もしやこれがガラパゴス化か。ガラパーか。

とか言いつつ、実際やってることは例えば J-POP の DJ (みんなが知ってる最大公約数的な曲でもりあがろうぜ!) ってなもんだったりもするので、どないやねんという話なんですが。アンビバレーンツ。でもまあ、やっぱりみんなで楽しめる曲ってのも大事だよなー、っていう面もある。のです。




では、お気に入りな曲をふりかえります。

・・・と思ったんですが、なんか前振りがえらく長くなってしまったのでエントリを分けてまた書きます。
ひえー。
とりあえず、00年代お気に入りで最初に浮かんだ曲は daft punk "one more time" でしたよ。

あっ、ところで "one more time" のリフって、サンプリングの組み合わせでできてるってご存じでしたかっ。



↑ こんな感じで作られているんだよ、っていうムービー。
なるほどなるほど、サンプリング+解体+再構築であのリフができるさまが、実際にムービーで見るとすごいよく分かる。おもしろいー。




つづく。
ひえー。

NoMeansNo -- 0+2=1½

NoMeansNo の 1991年の名盤 "0+2=1" のアウトテイク集だそうです。オフィシャルであります wrong records のサイトから、フリーでダウンロードできるようになっております。
これが demo 等を含んだアウトテイク集とはいえ、ぜんぜん普通に楽しめる内容!

たのしいなー、ちょうど1年ほど前のライブを思い出すなー
オッサンでパンクでテクニカルでハードで、でも陽気にたのしかったなー






あ、ダウンロードは↓こちらから。

wrongrecords.ca - NoMeansNo - 0+2=1½ (1991/2010) http://www.wrongrecords.ca/oneandahalf.html